パンフルート・エイケントリオとは

synthesizer/松本真昭    panflute/岩田英憲    piano/井口真由子

■エイケントリオ:パンフルートの第一人者、岩田英憲を中心として09年に結成。癒しの風の音、パンの笛と、ピアノ井口真由子、シンセサイザー松本真昭による、スケール感のある壮大なサウンドが持ち味。クラシックの名曲から童謡唱歌まで、オリジナリティあふれる編曲で、他とは一味違うレパートリーを持ち、平和や祈り、自然をテーマにした演奏にも定評がある。09年「鎮守の森コンサート」を皮切りに、サントリーホール、王子ホール、シンフォニア岩国など、各地での公演の他、12年NHK-BS1「地球テレビ・エルムンド」、18年BSジャパン「おんがく交差点」に出演。また、19年NHK首都圏ニュースに、被ばく樹木カイヅカイブキパンフルートとオリジナル作品が取り上げられた。

■岩田英憲 いわた ひでのり(パンフルート)

国立(くにたち)音楽大学、ウィーン市立音楽院、ウィーン国立音楽大学 フルート科卒業。1971~1977年まで「ウィーンの森・バーデン市立劇場オーケストラ」のフルート奏者を勤める。 ウィーン在学中にパンフルートの音と出会い、その演奏に強い衝撃を受け、その演奏家となることを決意。 日本人として初めてルーマニア政府の招きによりパンフルートを学ぶ。ラジオ、テレビのCMやBGMをはじめ、NHK「音楽の広場」「人間マップ」やテレビ東京「タモリの音楽は世界だ」などに出演。TBSテレビ「小さな旅と美術館」、NHKテレビ「新日本探訪」、映画「魚影の群」のテーマ曲演奏。最近ではNHK木曜時代劇「風の峠〜銀漢の賦」の音楽に採用される。小椋佳、佐藤しのぶのアルバム、服部克久「音楽畑9,10,11」に参加。これまでに10枚のCDをリリース。黒柳徹子、永六輔ジョイントコンサートなど、室内はもとより、大自然の中(阿蘇のふもと、 宮島の千畳閣、京都の仁和寺、清水寺、平安神宮紅しだれコンサ ートなど)での演奏も行う。世界遺産・宮島観光大使、日本野鳥の会会員。広島文化短大(現・広島文化学園大学)音楽学科で教鞭をとった。

■井口真由子 いぐち まゆこ (ピアノ)

京都府出身。96年ポーランド・ショパン音楽院短期研修にてディプロマコース修了。 00年桐朋学園大学卒業、02年桐朋学園大学研究科修了。各地でソロリサイタルを開催するほか、トランペット奏者アレクセイ・トカレフ氏との共演や、関西を中心に活動を続けている「クレオサキソフォンクインテット」、ソシアルダンスの花岡浩司氏とのディナーショー、ギターの福田進一氏との公演、ブラストリオ「ラ・メユール」結成(自ら編曲も担当)など、ジャンルを超えた本格的な演奏活動を全国で展開。また、山形交響楽団定期演奏会(広上淳一指揮)、群馬交響楽団(工藤俊幸指揮)、札幌交響楽団(高関健指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団定期演奏会、など、オーケストラとの共演も多数。「Standard and the Beyond」「ラ・コンフィチュール」「コミュニティコンサート”カフェ”」など、自ら主宰する活動も数多く、それらは、JTB、JR北海道、世田谷区芸術百華など、多方面から認められ、採用されている。2012年よりオペラシアターこんにゃく座の楽士として現在も参画するほか、ジャズピアニスト新澤健一郎氏とのデュオ公演、ニューエイジグループ「アコースティックカフェ」、韓国ツアーやにっぽん丸でのクルーズ公演などに出演。最近では「赤ちゃんからコンサート」などの親子向け公演もスタートさせ、確実にその活動分野を広げている。自身のソロアルバム「ポエジー」ほか、多彩なアンサンブルCDを5枚リリース、発売中。2021年2月よりソロの映像作品を公開中。https://youtu.be/L9l7Ec1vtPg

■松本真昭 まつもと まさあき (シンセサイザー)

桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。ソロの他、伴奏・編曲家として多くの音楽家をサポート。現在、「パンフルート・エイケントリオ」「小さな小さな音楽会」「taro’sミュージック」「PONTE」レギュラーメンバー。また、録音エンジニア・PAオペレーターの顔も持ち、多彩なフィールドで活躍中。「アステリズム・ミュージック」を主宰し、コンサートやイベント、録音、CD制作、わがまま叶えるオンデマンド伴奏「演奏の友」シリーズなど、音楽に関するあらゆる案件を数多く手がける。最近では鍵盤ハーモニカの豊かな音楽性に気づき、ソロ活動や小学校での導入授業を各地で展開中。鍵盤ハーモニカとシンセサイザーを使った異色の演目「ひとりオーケストラ」によるCD「ケンハシンセスタイル」シリーズ、リリース。令和2年までの27年間にわたり埼玉県立松伏高等学校音楽科講師を務めた。