さいき文化ホール 平和コンサート開催!

2024年1月27日晴れ。広島県廿日市市佐伯(さいき)にて、平和コンサートと題した公演に出演しました!

さいき文化ホールは、英憲さんが住んでいる廿日市市にある町ですが、宮島あたりからは車で30分くらい山を越えていったところにありました。数日前の雪がすこし残り、とても美しい姿を見せてくれた道中!

ここはホールに向かう途中に通った渡ノ瀬ダム貯水湖付近。すごい山道だったけど、景色はきれいだしお天気はすこぶる良いし、あまり見たことない野鳥がたくさん道沿いでくつろいでたりして、道中とてもたのしかったです。

さて本番。会場内には、ギャラリー所蔵の入野忠芳さんが描いたたくさんのカイヅカイブキの絵が飾られていました。

1部は入り江から始まり、ルーマニアの民謡などを演奏。

2部はいつもの個人コーナー。なかでも英憲さんの笛紹介で、ジャムの瓶で吹いた「はとぽっぽ」。ステージを降りてお客さんとの距離の近いところでパフォーマンスができたこともあり、一気に会場が和んだ瞬間でした。

3部は平和コンサートのメインプログラム「被ばく樹木パンパイプ」の登場です。カイヅカイブキのたくさんの絵に囲まれながら演奏したのは、英憲さんの記憶「その日の朝、母の腕の中で」を含む3曲。2019年にも初演しましたが今回、前半の母と子(英憲さん)のシーンが新たに書き加えられ、また照明スタッフの尽力もあって原爆が落ちた瞬間から黒い雨が降り注ぎ、そこから昇華していくようなシーンが美しかったです。

4部は鍵盤の紹介にはじまり、その後鳥平二郎さんによる写真とともにお楽しみいただく3曲を。鳥平さんがとらえた様々な顔のお月様をバックに「月の沙漠」を、町の風景や鳥の表情とともに演奏したのは、阪神大震災の鎮魂歌として渡辺俊幸さんが書いた「光あれ」。

パンパイプに初めて触れたというお客様も多かったですが非常に喜んでくださって、とても充実した広島公演となりました。

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